本州旅日記締め
未選択本州旅日記陸
未選択本州旅日記伍
未選択9日目は雨、フリータイムは5時には追い出されるシステム。非情だ。しかし行かなければ帰れない、家に着くまでが旅です。
そうだ京都に行こう、雨だけど。行かなければ帰れないわけではないけども。第一目標天橋立に行く。馬鹿ナビくんは俺に水中を渡れと行った。
残念だ、俺のバイクは海を裂いては渡れないんだよ。というか、逆だ。そっちは与謝町というところだった。30分無駄にした。
気を取り直して宮津側に到着、8時過ぎ。そういえば折りたたみ傘が無いな。おかしいな、土産は増えるのに必要なものはどっかに逝く。どこの道路に転がっているやら。
さあ観光でやす。駐車場でパンフもらったけど、防水ウェストバッグが完璧すぎて浸水しても絶対漏らさない。お前、役に立たないんだな。数時間後にはダマになる運命だった。
まず入口にある廻旋橋。回る回ると思いきや半分回った後の船の通過が遅い。もっとパッパと動くものかと思っていた。
で、しばらく歩くが腹が減った。ということで引き返す。駄目だ雨降ってると。もうどうでも良くなる、やっぱり寒いです。
引き返して飯、まともなものを、っと鯛茶漬け。そういうものもあるのか!お代は1000円也、海老も付くよ!ごちでした。
腹も膨れて次は和菓子かな?知恵の団子を食う。特に普通の団子だった。さあ食った食った出発だ。なんかバトル物小説並みに休まる暇なし。自分でやってるんですけどね。
相変わらず雨は降る。次は金沢に目標があるが別に急がない。福井で洗濯がてら停泊。雨三昧で正直辛かったし。
しかし食ったものはほか弁とはあまりにも悲しすぎた。しかも昼夜どちらもか。自重しろよ。飯くらいしか楽しみ無いんだからさあ。
この日もカラオケボックス泊。また5時出発ですよ。
10日目、一歩一歩、いや1キロ1キロ終焉に近づいていく。朝から雨、またお前か。そして行程組んでいるときは見向きもしなかった東尋坊を目指す。近所の方の一言です、東尋坊。崖から落ちろってかい?
そしてここでまさかの。携帯の。朝っぱらから。水没事故。機種変更して2週間のやつが。えええええええええええええええええええええええええええええ
完璧に油断した。雨といってもまだ小降り、適当に防水処理していたのがここで祟った。最悪だ。底がちょっと浸かっただけじゃないかよ。
ナビなしで戻る。さっぱり道が分からん。雨で紙の地図も開けない。太陽も無いから方角も駄目だ。とりあえず国道に出るようにした。
駄目だ分からない。たぶんぐるっと一周、仕方ない。福井市内に戻る。そして気落ちしながら金沢を目指す。の前に朝飯ですき屋。この時駐車場でひっくり返る愛車。
もうどうにでもなーれ。オイル垂れ流す暇があったらさっさと起きなさいってんだ。そして金沢到着。とりあえずドコモショップだ。
コンビニで場所を聞く。近くにイオンがあるらしい、で迷いながらも到着。訳を話す。まあ保障サービスには入っていたので有料で交換との事。
しかしショップのお姉さんドライヤーで乾かしたら何と復活。水濡れのマークは出ていたけどやはりたいしたこと無かった。が、もう交換手続きは終わってしまった。
次の日には新品が来るとの事で、その時にそのままで良いなら返品できるらしい。ま、その時はその時。とりあえず行ける所は行く。
次は千里浜、なぎさドライブウェイ。何とここは砂浜が道路として使われている。到着。本当だった。状態が海水に浸かった砂を、更に締め固めた感じだった。
のんびり走って砂浜を離脱。能登半島には用事なし、氷見経由でまた金沢へ。本来だったらそのまま白川郷に行くはずだったんだけど携帯を壊したのは自業自得。
リターン中に雨。めんどくさいので合羽は着ない、しかし強くなる雨。もう少し経験をつまなければ雨は読めそうに無いなあ。結局合羽は装着、ああめんどくせええええええええええ
なんとか金沢に到着。晩泊まるところを調べるといい感じな健康ランドが。というか金沢は健康ランドが沢山あった。これはうれしい。
雨は晴れた、夕陽が暖かい、冗談でなく。走りながら乾かし、健康ランドに到着。ゆっくりさせてね!!!
ベルセルクを読みながら夜は更けていく
本州旅日記肆
未選択7日目、いよいよ折り返し地点。時間制限の都合5時に出発、朝は寒い。今日は宮島、秋吉台、本筋最終目的地である毘沙の鼻を目指す。
広島には10時前に到着。天気は幸い晴れ、宮島口にてフェリーに乗る。到着、とりあえず神社だろうと向かう、早速鹿がいた。というか知らなかった。
鹿だらけじゃんここ。無知とは恐ろしいものよ。で駐輪場が見当たらないので適当にぐるぐる回ってみた。やはり鹿はたくさん。
特に目標も無く看板があるところへ、入浜というところに出た。ここが住民以外が入れる最終地点?らしい。ただの砂浜にちっさい社があった。
とりあえず写真に収めリターン、厳島神社へ。適当に停めて見学、改めてでかい鳥居だ。しかし場所に着いただけでおなかいっぱい。
まあ三景というくらいだし外人もいた、鹿にアイスを狙われているふとましい女性が。とっとと食えよ嫌々逃げるんなら、笑わせていただいたけど。
お好み焼きを食うわけでなくそのままフェリーで戻り山口に足を進める。食に関しては悲しいくらい適当な旅だな。ファミレスのドリンクバーが正義。
15時ころに飯上がり。さあ着いた本州最終地山口県。とりあえず秋吉台かと行ってみたが何と着通行禁止とな!諦めるかよ、逆から行きゃいいんだろう。
回り込み突入、よしこっちからなら行ける!で登る。外れやしない景色だ。冗談みたいに最高だ、ここまで来た甲斐があると本当に思った。
ワインディングを流す。空と山のコントラストはどこに行っても映える。惜しむらくは曇り始めてきた所、しかしそれでも感動する景観だった。
十分堪能したところで折り返し、毘沙の鼻を目指す。さあ夕陽目指して走るとしますか!
道路事情は結構宜しくない道を進む、そして狭い坂道を抜け18時前に到着。空は茜色を射す前だ。写真を収める、これで旅の目的は終了した。
本州で最後の夕陽が見れる地だと、臭いこと書いてんじゃないよ立て札の癖に。夕陽をバックに戻る。さあ行ける所まで行きますよ。
次点角島大橋。バッテリーはビンビンか?問題なし。しかし山口県、道路はもう少し慣らしてくれたほうがありがたいんですが。
約1時間で到着。夕陽さんは雲隠れしてしまったようです。残念だ、しかし依然走ることに変わりはなく。橋だけ撮って戻ろうかと思っていたけど、島も回った。
灯台と月、もうちょっと暗くなってないと映えないがパチリ一枚。さあ今日はもう良いだろ。健康ランドに行くz何?無いの?長門って無いの?戦艦長門は関係ないの?
しょうがない、天気もなんか怪しい感じだ、とりあえず走るしかあるめえ、結局萩まで行ってビジホに泊まる。
こうして夜は更けていくのであった・・・。楽そうに書いているけど相当参ってました。
8日目何と朝飯付き(ただし食パンと飲み物に限る)で4枚を食べる。腹に入るものがすぐあるだけで嬉しい。さあ今日はどこへ行こう。
今日は出雲とその手前、三瓶山高原道路の二つ。まずは走るというそれしか無いけども。天気はかなり微妙だった。微妙といったって止まる訳には行かない。
基本的に金は無い。天気が重要な高原道路は雲に囲まれて眺めは芳しく無かった。まあ仕方ない。で次点出雲大社へ。
出雲到着、まずは昼か。しかしどこ行っても蕎麦だな、ご飯党には悲しいもんだよ。とりあえず天ぷら蕎麦を。
これで1000円とか無いわー、観光地税分だからしょうがないか。腹を満たして社内探索。とりあえず注連縄が太いのが目に入る。
大黒様と因幡の白兎像があったり、あとは、あと、うん本社はでかかった。期待していたのと違った?かな。
次は岡山は蒜山高原に進んだ、が天気が曇ってきた。そして漠然と高原に行くとしか決めていなかった。残念なことになった。
ここばかりは時間の無駄と思ってしまった。そして寒いプラス霧雨なのでテンション駄々下がり、そのまま下山?鳥取砂丘へ向かう。
ごめんな蒜山、次があったらちゃんと見所探していくよ。で砂丘到着。でけえ。プラプラと歩く。いやでかすぎだろ、人が米のようだ。
そして緑が多い。自然の力を信じるんだ・・・。まあ生えてきては抜くらしいですけど。これが観光地化の運命。
さて晩の宿はどうしよう、とまず飯を。結局キャンプしそうに無かったので一回くらい使おうかと思いバーナー使用を敢行。
しかし使うのはレトルトカレーだ、米はその辺のスーパーで買った。なるべく人目の付かないところで火をたく。が、どこに行っても人はいると来たもんだ。
なんだ少年?俺が変に見えるかい?お前もいずれはこういう風に日本を回るかも知れんぜ?てな会話は一切無く。もそもそと喰う。
足りないのでコンビニで追加。これじゃ食費削った意味ねえ!これさえも時間の無駄?無駄な日なんてありえない。そうだろはしゃいで、はいないか
しかし鳥取、健康ランドが無いとは、お前それでいいのか?今夜はカラオケの夜になりそうです。足くせえ。